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文献詳細

雑誌文献

medicina57巻4号

2020年04月発行

文献概要

増刊号 早わかり診療ガイドライン100—エッセンス&リアルワールド 消化器

26 感染性腸炎—JAID/JSC 感染症治療ガイドライン2015—腸管感染症

著者: 山本泰正1 倉井華子1

所属機関: 1静岡県立静岡がんセンター感染症内科

ページ範囲:P.113 - P.116

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押さえておきたい必須ポイント!
・市中発症の細菌性腸炎の多くは対症療法のみで軽快するため,抗菌薬が必要な症例は限られる.
・原因微生物の検索のため,丁寧な問診と身体診察,便検査を実施する.
・細菌性腸炎か,ウイルス性腸炎かの判断がつかない場合,安易に抗菌薬治療を開始しない.

参考文献

1)日本感染症学会,日本化学療法学会JAID/JSC感染症治療ガイド・ガイドライン作成委員会 腸管感染症ワーキンググループ:JAID/JSC感染症治療ガイドライン2015—腸管感染症.感染症誌90:31-65,2016/日化療会誌64:31-65,2015
2)Turcios RM,et al:Reevaluation of epidemiological criteria for identifying outbreaks of acute gastroenteritis due to norovirus;United States,1998-2000.Clin Infect Dis 42:964-969,2006
3)Mattila E,et al:Extraintestinal Clostridium difficile infections.Clin Infect Dis 57:e148-153,2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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