文献詳細
文献概要
増刊号 早わかり診療ガイドライン100—エッセンス&リアルワールド 消化器
31 便秘—慢性便秘症診療ガイドライン2017
著者: 大前知也1
所属機関: 1JR東京総合病院消化器内科
ページ範囲:P.135 - P.137
文献購入ページに移動押さえておきたい必須ポイント!
・便秘が「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」と定義された.
・慢性便秘症に対して浸透圧性下剤あるいは上皮機能変容薬の使用が推奨され,刺激性下剤の使用は頓用あるいは短期間にとどめるよう明記された.
・本ガイドライン公表後に,エロビキシバット,ポリエチレングリコールという2種類の新規薬剤が保険収載された.
・便秘が「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」と定義された.
・慢性便秘症に対して浸透圧性下剤あるいは上皮機能変容薬の使用が推奨され,刺激性下剤の使用は頓用あるいは短期間にとどめるよう明記された.
・本ガイドライン公表後に,エロビキシバット,ポリエチレングリコールという2種類の新規薬剤が保険収載された.
参考文献
1)日本消化器病学会関連研究会 慢性便秘の診断・治療研究会(編):慢性便秘症診療ガイドライン2017,南江堂,2017
2)日本小児栄養消化器肝臓学会,日本小児消化管機能研究会(編):小児慢性機能性便秘症診療ガイドライン,診断と治療社,2013 http://www.jspghan.org/constipation/files/guideline.pdf(2020年2月閲覧)
掲載誌情報