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文献詳細

雑誌文献

medicina57巻4号

2020年04月発行

文献概要

増刊号 早わかり診療ガイドライン100—エッセンス&リアルワールド 消化器

35 急性膵炎—急性膵炎診療ガイドライン2015(第4版)

著者: 林大樹朗1 竹内真実子1

所属機関: 1安城更生病院消化器内科

ページ範囲:P.152 - P.155

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・初期診療では急性膵炎の成因検索と重症度判定を行い,細胞外液(特に乳酸リンゲル液)を用いた十分な輸液に加え,早期(入院後48時間以内)に経腸栄養を開始する.
・改訂アトランタ分類(2012年)の臨床病期に基づいて,画像診断を中心とした局所合併症の分類を行う.
・局所合併症に対する内視鏡的治療(interventional endoscopy:IVE),画像下治療(interventional radiology:IVR),低侵襲の外科的治療の進歩.

参考文献

1)急性膵炎診療ガイドライン2015改訂出版委員会(編):急性膵炎診療ガイドライン2015(第4版),金原出版,2015
2)武田和憲,他:急性膵炎重症度判定基準最終改定案の検証.厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患克服研究事業 難治性膵疾患に関する調査研究,平成19年度総括・分担研究報告書,pp 29-33,2008
3)Banks PA, et al:Classification of acute pancreatitis—2012;Revision of the Atlanta classification and definition by international consensus. Gut 62:102-111, 2012
4)van Santvoort HC, et al:A step-up approach or open necrosectomy for necrotizing pancreatitis. N Engl J Med 362:1491-1502, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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