文献詳細
文献概要
増刊号 早わかり診療ガイドライン100—エッセンス&リアルワールド 腎・泌尿器
48 IgA腎症—エビデンスに基づくIgA腎症診療ガイドライン2017
著者: 片渕律子1
所属機関: 1豊資会加野病院腎臓内科
ページ範囲:P.210 - P.213
文献購入ページに移動・IgA腎症は「免疫組織化学的に糸球体へのIgAの優位な沈着がみられる腎炎」と定義され,診断に腎生検が必須であるため,診断および治療は原則として腎臓専門医が担当する.
・慢性糸球体腎炎において最も頻度の高い腎炎であり,慢性に経過する血尿・蛋白尿例のほとんどはIgA腎症である.
・臨床的にも病理学的にも多彩であるため,個々の症例に応じた治療を行う.
・ステロイドは急性活動性病変に対して使用する.
・今回の改訂でクリニカルクエスチョン「飲酒制限は推奨されるか?」が新たに採用された.
参考文献
掲載誌情報