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増刊号 早わかり診療ガイドライン100—エッセンス&リアルワールド 神経
55 脳卒中—脳卒中治療ガイドライン2015[追補2019対応]
著者: 三瀧真悟1
所属機関: 1島根大学医学部内科学講座内科学第三
ページ範囲:P.238 - P.241
文献購入ページに移動・血栓溶解療法は,脳梗塞発症後4.5時間以内であれば施行が可能である.
・発症時刻が不明なときでも,頭部MRI拡散強調画像の虚血性変化がFLAIR画像で明瞭でない場合には発症4.5時間以内の可能性が高く,静注血栓溶解療法を行うことを考慮してもよい.
・急性期の機械的血栓回収療法は,適切な症例選択のうえ,発症24時間まで可能となった.
・抗血小板薬としてシロスタゾール,抗凝固薬として直接作用型経口抗凝固薬(direct oral anticoagulant:DOAC)が,治療薬として新たに推奨された.
・外科的処置時の,抗血小板薬および抗凝固薬の扱いについて言及された.
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