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文献詳細

雑誌文献

medicina57巻4号

2020年04月発行

文献概要

増刊号 早わかり診療ガイドライン100—エッセンス&リアルワールド アレルギー

65 アレルギー性結膜炎—アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン(第2版)

著者: 高村悦子1

所属機関: 1東京女子医科大学眼科学講座

ページ範囲:P.282 - P.285

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押さえておきたい必須ポイント
・眼局所のアレルギー反応のバイオマーカーとなる涙液を用いた検査として涙液総IgE検査法が追加された.
・アレルギー性結膜炎の治療法として,抗アレルギー点眼薬が追加された.
・春季カタルの治療としては,免疫抑制点眼薬が追加され,治療における位置づけが記載された.

参考文献

1)アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン編集委員会:アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン(第2版).日眼会誌114:830-870,2010
2)庄司 純,他:アレルギー性結膜疾患診断における自覚症状,他覚所見および涙液総IgE検査キットの有用性の検討.日眼会誌116:485-493,2012
3)深川和己,他:季節性アレルギー性結膜炎に対するエピナスチン塩酸塩点眼薬による初期療法の効果.アレルギー・免疫22:110-120,2015
4)春季カタル治療薬研究会:免疫抑制点眼薬の使用指針—春季カタル治療薬の市販後全例調査からの提言—.あたらしい眼科30:487-498,2013
5)Ebihara N, et al:Blood level of tacrolimus in patients with severe allergic conjunctivitis treated by 0.1% tacrolimus ophthalmic suspension. Allergol Int 61:275-282, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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