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文献詳細

雑誌文献

medicina57巻4号

2020年04月発行

文献概要

増刊号 早わかり診療ガイドライン100—エッセンス&リアルワールド アレルギー

68 アナフィラキシー—アナフィラキシーガイドライン

著者: 関谷潔史1

所属機関: 1国立病院機構相模原病院アレルギー呼吸器科

ページ範囲:P.295 - P.298

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押さえておきたい必須ポイント!
・アナフィラキシーは,臨床症状で診断可能であり,迅速に診断し治療を開始する.
・発症初期には,進行の速さや最終的な重症度の予測がきわめて困難であり,致死的な反応を呈することも少なくないため,誘発原因にかかわらず診断がつき次第直ちに治療を開始する.
・治療の第一選択は,0.1%アドレナリンの筋肉注射である.

参考文献

1)日本アレルギー学会Anaphylaxis対策特別委員会:アナフィラキシーガイドライン,一般社団法人日本アレルギー学会,2014
2)World Allergy Organization Guidelines for the Assessment and Management of Anaphylaxis. F. Estelle R. Simons, et al. World Allergy Organ J 4:13-37, 2011
3)日本小児アレルギー学会食物アレルギー委員会:食物アレルギー診療ガイドライン2016(2018年改訂版).協和企画,2018
4)日本ラテックスアレルギー研究会ラテックスアレルギー安全対策ガイドライン作成委員会:ラテックスアレルギー安全対策ガイドライン2018.協和企画,2018
5)日本職業・環境アレルギー学会職業性アレルギー疾患診療ガイドライン作成委員会:職業性アレルギー疾患診療ガイドライン2016.協和企画,2016
6)抗菌薬投与に関連するアナフィラキシー対策のガイドライン(2004年版),日本化学療法学会臨床試験委員会皮内反応検討特別部会,http://www.chemotherapy.or.jp/guideline/hinai_anaphylaxis.html(2020年2月閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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