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文献詳細

雑誌文献

medicina57巻4号

2020年04月発行

文献概要

増刊号 早わかり診療ガイドライン100—エッセンス&リアルワールド 膠原病

69 関節リウマチ—関節リウマチ診療ガイドライン2014

著者: 滝澤直歩12

所属機関: 1中部ろうさい病院リウマチ膠原病科 2中部ろうさい病院腎臓内科

ページ範囲:P.300 - P.303

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・関節リウマチ診断後,“速やかに従来型抗リウマチ薬(csDMARD)を開始”し,“速やかに関節炎を改善・消失させる”ことの重要性が強調された.
・csDMARDとしては,禁忌でなければメトトレキサートを第一選択とすることが明記された.
・治療開始後6カ月で治療目標(関節炎の消失,またはそれに近い状態)が達成されなければ治療強化を,特に予後不良因子(後述)がある場合には生物学的製剤の導入が推奨された.

参考文献

1)日本リウマチ学会関節リウマチ診療ガイドライン作成分科会:関節リウマチ診療ガイドライン2014.メディカルレビュー社,2014
2)日本リウマチ学会:新基準使用時のRA鑑別疾患難易度リスト. https://www.ryumachi-jp.com/info/161114_table1.pdf(2020年2月閲覧)
3)日本リウマチ学会MTX診療ガイドライン策定小委員会(編):関節リウマチ治療におけるメトトレキサート診療ガイドライン2016年改訂版.羊土社,2016
4)Smolen JS, et al:EULAR recommendations for the management of rheumatoid arthritis with synthetic and biological disease-modifying antirheumatic drugs:2016 update. Ann Rheum Dis 76:960-977, 2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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