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文献詳細

雑誌文献

medicina57巻4号

2020年04月発行

文献概要

増刊号 早わかり診療ガイドライン100—エッセンス&リアルワールド 皮膚

76 アトピー性皮膚炎—アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2018

著者: 中村晃一郎12

所属機関: 1埼玉医科大学皮膚科 2埼玉医科大学アレルギーセンター

ページ範囲:P.336 - P.339

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・日本皮膚科学会・アレルギー学会による統一の診療ガイドライン『アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2018』が作成された.
・治療の主体は,皮膚の炎症に対する抗炎症外用薬の使用,バリア機能異常に対する保湿外用薬・スキンケア,悪化因子への対策である.
・薬物療法では,適切な強さの抗炎症外用薬を用いて炎症を鎮静化し,寛解導入後にはその状態の維持を目標とする.
・小児への抗炎症外用薬の使用については成人と同様に,基本的に皮疹の重症度に応じた薬物のランクを選択する.

参考文献

1)日本皮膚科学会,日本アレルギー学会「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン作成委員会」:アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2018.日皮会誌128:2431-2502,2018
2)日本皮膚科学会アトピー性皮膚炎診療ガイドライン作成委員会:アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2016年版.日皮会誌126:121-155,2016
3)Wollenberg A, et al:Consensus -based guidelines for treatment of atopic eczema(atopic dermatitis)in adults and children partⅠ. J Eur Acad Dermatol Venereol 32:657-682, 2018
4)Eichenfield LF, et al:Guidelines of care for the management of atopic dermatitis;Section 2. Management and treatment of atopic dermatitis with topical therapies. J Am Acad Dermatol 71:327-349, 2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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