文献詳細
増刊号 早わかり診療ガイドライン100—エッセンス&リアルワールド
皮膚
文献概要
押さえておきたい必須ポイント!
・疥癬の診断は,①臨床症状,②検査での疥癬(虫体,虫卵,糞など)の検出,③疥癬患者との接触機会を含めた疫学的流行状況,の3項目を考慮し診断する.
・疥癬はヒゼンダニによる感染症であり,治療の基本はヒゼンダニの駆虫である.強い痒みや治癒後にも持続する痒みに対する治療も必要となる場合がある.
・しばしば治癒判定後に再発,再感染を生じることがあるので,経過観察が必要である.
・疥癬の診断は,①臨床症状,②検査での疥癬(虫体,虫卵,糞など)の検出,③疥癬患者との接触機会を含めた疫学的流行状況,の3項目を考慮し診断する.
・疥癬はヒゼンダニによる感染症であり,治療の基本はヒゼンダニの駆虫である.強い痒みや治癒後にも持続する痒みに対する治療も必要となる場合がある.
・しばしば治癒判定後に再発,再感染を生じることがあるので,経過観察が必要である.
参考文献
1)日本皮膚科学会:疥癬診療ガイドライン(第3版).日皮会誌125:2023-2048,2015
2)和田康夫:疥癬ハンドブック.アトムス,2016
掲載誌情報