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増刊号 早わかり診療ガイドライン100—エッセンス&リアルワールド 耳鼻咽喉科
92 耳鳴—耳鳴診療ガイドライン2019年版
著者: 南修司郎1
所属機関: 1国立病院機構東京医療センター耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.408 - P.410
文献購入ページに移動・耳鳴の診断に必要な検査は,自覚的表現による耳鳴検査としてTHIなどの耳鳴質問票と,客観的耳鳴検査として標準純音聴力検査,ピッチマッチ検査,ラウドネス・バランス検査を推奨する(推奨度1B).
・耳鳴の機序の説明を含む教育的カウンセリングは耳鳴に効果がある(推奨度1B:エビデンスは中程度で,行うことを強く推奨する).
・難聴がある耳鳴に補聴器を使用する音響療法は耳鳴に対する効果がある(推奨度1A:エビデンスが強く,行うことを強く推奨する).
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