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文献詳細

雑誌文献

medicina57巻4号

2020年04月発行

文献概要

増刊号 早わかり診療ガイドライン100—エッセンス&リアルワールド そのほか

97 サルコペニア—サルコペニア診療ガイドライン2017年版

著者: 若林秀隆1

所属機関: 1横浜市立大学附属市民総合医療センターリハビリテーション科

ページ範囲:P.431 - P.434

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押さえておきたい必須ポイント
・サルコペニアは,筋肉量減少を認め,筋力低下もしくは身体機能低下も認めた場合に診断される.
・サルコペニアの予防,治療には,運動と栄養の組み合わせが最も重要である.
・サルコペニアの治療前に原因の評価が必要であり,リハビリテーション栄養の考え方が有用である.

参考文献

1)日本サルコペニア・フレイル学会/国立長寿医療研究センターサルコペニア診療ガイドライン作成員会:サルコペニア診療ガイドライン2017年版.ライフサイエンス出版,2017
2)Martone AM, et ai:The incidence of sarcopenia among hospitalized older patients: Results from the Glisten study. J Cachexia Sarcopenia Musclc 8:907-914, 2017
3)Dent E, et al:International clinical practice guidelines for sarcopenia(ICFSR):Screening, diagnosis and management. J Nutr Health Aging 22:1148-1161, 2018
4)Fujishima I, et al:Sarcopenia and dysphagia;Position paper by four professional organizations. Geriatr Gerontol Int 19:91-97, 2019
5)田中 舞,他:脳血管疾患患者におけるリハビリテーション栄養診療ガイドライン.リハビリテーション栄養2:260-267,2018
6)藤原 大,他:大腿骨近位部骨折患者におけるリハビリテーション栄養診療ガイドライン.リハビリテーション栄養2:268-275,2018
7)東敬一朗,他:成人がん患者におけるリハビリテーション栄養診療ガイドライン.リハビリテーション栄養2:276-283,2018
8)西岡心大,他:急性疾患患者におけるリハビリテーション栄養診療ガイドライン.リハビリテーション栄養2:284-290,2018
9)日本サルコペニア・フレイル学会:サルコペニア診断基準の改訂(AWGS2019発表) http://jssf.umin.jp/pdf/revision_20191111.pdf(2020年2月閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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