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文献詳細

雑誌文献

medicina57巻4号

2020年04月発行

文献概要

増刊号 早わかり診療ガイドライン100—エッセンス&リアルワールド そのほか

99 がん検診—有効性評価に基づくがん検診ガイドライン

著者: 小嶋一1

所属機関: 1手稲家庭医療クリニック

ページ範囲:P.440 - P.444

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押さえておきたい必須ポイント!
・がん検診ガイドラインは厚労省がん研究助成金を元に「がん検診の適切な方法とその評価法の確立に関する研究班」が作成したものが中心であるが,胃がんと子宮頸がんは複数の研究班がガイドライン作成に関わっている.
・胃がんと乳がん検診ガイドライン以外は公表から10年以上が経過しており,現在のエビデンスを含めた推奨内容は異なる可能性がある.
・特に肺がん検診,子宮頸がん検診については診断方法の変更もあり今後の改訂に注目すべきである.

参考文献

1)科学的根拠に基づくがん検診推進のページ:がん検診ガイドライン推奨のまとめ,2017 http://canscreen.ncc.go.jp/guideline/matome.html(2019年12月閲覧)
2)小嶋 一,他(責任編集):外来における予防医療.Hospitalist 3(2),2015 (予防医療を実践するための総論,海外のエビデンスと日本のエビデンスを踏まえた現時点での最良のエビデンスを各論で示している)
3)U.S. Preventive Service TASK FORCE https://www.uspreventiveservicestaskforce.org/BrowseRec/Index(2019年12月閲覧)
4)NHS:Diagnosing cancer earlier and faster. https://www.england.nhs.uk/cancer/early-diagnosis/#tests(2019年12月閲覧)
5)National Health Committee—An Overview of Screening in New Zealand. http://www.moh.govt.nz/notebook/nbbooks.nsf/0/6690451E03559BA2CC257F7F0008F100/$file/an-overview-of-screening-in-new-zealand-t1.pdf(2019年12月閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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