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文献詳細

雑誌文献

medicina57巻5号

2020年04月発行

文献概要

連載 見て,読んで,実践! 神経ビジュアル診察・24

眼の位置がおかしい!?—眼球運動障害の診方①(外転神経麻痺)

著者: 難波雄亮12

所属機関: 1亀田京橋クリニック 2亀田総合病院神経内科

ページ範囲:P.605 - P.608

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 物を見るときに,われわれは瞳孔を調節し眼球を動かします.眼球を動かすのは外眼筋です.この筋肉に元々異常がある場合にも複視が生じます.しかし後天的に外眼筋の麻痺が生じている場合,神経障害による影響を考える必要があります.神経支配で言うと動眼神経・滑車神経・外転神経が眼球運動を司ります.今回は,外転神経麻痺について勉強していきましょう.
 
*本論文中、関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年3月31日まで公開)。

参考文献

1)平山惠造(編著):カラーイラストで学ぶ神経症候学.文光堂,2015
2)日本神経学会(編):神経学的検査チャート. https://www.neurology-jp.org/news/news_20080715_01.html(2020年2月閲覧)
3)Goodwin D:Differetial diagnosis and management of aquired sixth cranial nerve palsy.Optometry 77:534-539, 2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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