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文献詳細

雑誌文献

medicina57巻5号

2020年04月発行

文献概要

特集 デキル内科医のコンサルト—専門医が教える隠れたエッセンス コンサルトを依頼する

良性発作性頭位めまい症を疑う場合

著者: 佐藤進一12 藤原崇志12

所属機関: 1倉敷中央病院耳鼻咽喉科 2倉敷中央病院頭頸部外科

ページ範囲:P.679 - P.681

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Point
◎良性発作性頭位めまい症(BPPV)ではめまいは安静にすると1分程度でめまいが落ち着く.
◎BPPVの患者は頭位を固定して体位を変換したり歩いたりすることが多い.診察室に入り座るまでの患者の動きに注目する.
◎BPPVでは蝸牛症状(難聴)は生じない.蝸牛症状があれば別の疾患を鑑別診断として考える.

参考文献

1)Kim JS, et al:Clinical practice. Benign paroxysmal positional vertigo. N Engl J Med 3370:1138-1147, 2014
2)大塚康司:良性発作性頭位めまい症の診断と治療.日耳鼻会報122:243-245,2019
3)渡辺行雄,他:良性発作性頭位めまい症診療ガイドライン(医師用)(解説).Equilibrium Res 68:218-242,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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