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文献詳細

雑誌文献

medicina57巻5号

2020年04月発行

文献概要

特集 デキル内科医のコンサルト—専門医が教える隠れたエッセンス コンサルトを依頼する

排尿障害のマネージメント依頼

著者: 水流輝彦1

所属機関: 1滋賀医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.742 - P.745

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Point
◎腹部所見:腹部膨満は尿閉の可能性がある.
◎超音波検査:残尿の有無の確認,残尿が多いときは水腎症の有無を確認する.
◎主訴が蓄尿障害のとき:排尿障害が隠されていることを意識して問診・検査を行う.

参考文献

1)Ko YH, et al:The efficacy of in-and-out catheterization as a way of trial without catheterization strategy for treatment of acute urinary retention induced by benign prostate hyperplasia:Variables predicting success outcome. Neurourol Urodyn 31:460-464, 2012
2)日本泌尿器科学会(編):男性下部尿路症状・前立腺肥大症診療ガイドライン,リッチヒルメディカル,2017
3)Abrams P, et al:The standardisation of terminology of lower urinary tract function:Report from the Standardisation Sub-committee of the International Continence Society. Neurourol Urodyn 21:167-178, 2002
4)日本排尿機能学会/日本泌尿器科学会(編):女性下部尿路症状診療ガイドライン[第2版].リッチヒルメディカル,2019
5)日本排尿機能学会 過活動膀胱診療ガイドライン作成委員会(編):過活動膀胱診療ガイドライン[第2版].リッチヒルメディカル,2015
6)荒木勇雄,他:排尿困難・尿閉をきたす薬剤.臨泌66:561-565, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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