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特集 デキル内科医のコンサルト—専門医が教える隠れたエッセンス コンサルトを依頼されたら
ポリファーマシーのコンサルタント依頼を受けたら
著者: 野溝崇史1
所属機関: 1湘南厚木病院総合内科
ページ範囲:P.750 - P.752
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◎ポリファーマシーは多くの薬物有害事象につながるだけでなく,多くの患者不利益を生じさせる.
◎処方カスケードと潜在的な不適切処方を知り,各種クライテリアを参考にして薬剤を評価する.
◎総合的な判断も必要なことも多いため,迷ったら各併診科・他職種・患者を巻き込み総合的に介入する.
◎ポリファーマシーは多くの薬物有害事象につながるだけでなく,多くの患者不利益を生じさせる.
◎処方カスケードと潜在的な不適切処方を知り,各種クライテリアを参考にして薬剤を評価する.
◎総合的な判断も必要なことも多いため,迷ったら各併診科・他職種・患者を巻き込み総合的に介入する.
参考文献
1)Onoue H, et al:Trends in polypharmacy in Japan;A nationwide retrospective study. J Am Geriatr Soc 66:2267-2273, 2018
2)Halli-Tierney AD, et al:Polypharmacy;Evaluating risks and deprescribing. Am Fam Physician 100:32-38, 2019
3)Onda M, et al:Identification and prevalence of adverse drug events caused by potentially inappropriate medication in homebound elderly patients;A retrospective study using a nationwide survey in Japan. BMJ Open 5:e007581, 2015
4)Scott IA, et al:Reducing inappropriate polypharmacy:the process of deprescribing. JAMA Intern Med 175:827-834, 2015
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