文献詳細
連載 見て,読んで,実践! 神経ビジュアル診察・26
文献概要
顔面に麻痺が起きると,まず目に飛び込んでくる部位でもあり,とても症状が目立ちます.その顔面の筋肉を支配するのが「顔面神経」です.顔の表情は複雑な表現をするために,筋肉の動きも多彩です.額の皺,眼の周りの動き,鼻周囲の動き,口周囲の動き,頸部の筋肉の動き,と顔面神経麻痺には診るポイントが満載です.
顔面神経麻痺には大きく分けて2つの機序があります.末梢性顔面神経麻痺,中枢性顔面神経麻痺です.ではこの2つをどのように区別すればよいのでしょうか? 今回は顔面神経の所見の取り方を勉強しましょう!
*本論文中、関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年5月31日まで公開)。
顔面神経麻痺には大きく分けて2つの機序があります.末梢性顔面神経麻痺,中枢性顔面神経麻痺です.ではこの2つをどのように区別すればよいのでしょうか? 今回は顔面神経の所見の取り方を勉強しましょう!
*本論文中、関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年5月31日まで公開)。
参考文献
1)平山惠造(編著):カラーイラストで学ぶ神経症候学.文光堂,2015
2)Hopf HC, et al:Localization of emotional and volitional facial paresis.Neurology 42:1918-1923, 1992
3)日本神経治療学会(編):標準的神経治療:Bell麻痺.神経治療25:1-17, 2008
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