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特集 運動・スポーツ×内科—内科医に求められるスポーツ医学とは 外来で遭遇する運動愛好家からの声
頭がぼーっとします
著者: 新美太祐1
所属機関: 1三重大学医学部附属病院救命救急・総合集中治療センター
ページ範囲:P.1096 - P.1099
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◎暑熱環境における体調不良では,常に熱中症を念頭に置く.
◎気温だけでなく,暑さ指数(WBGT)による運動指針を参考に熱中症予防を行う.
◎早期認識,早期治療を行うことで重症化を防ぎ,熱中症による死亡を回避する.
◎熱中症予防・治療には,経口補水液のように水分に加えて電解質も適切に補給することが重要である.
◎暑熱環境における体調不良では,常に熱中症を念頭に置く.
◎気温だけでなく,暑さ指数(WBGT)による運動指針を参考に熱中症予防を行う.
◎早期認識,早期治療を行うことで重症化を防ぎ,熱中症による死亡を回避する.
◎熱中症予防・治療には,経口補水液のように水分に加えて電解質も適切に補給することが重要である.
参考文献
1)総務省消防庁熱中症情報 https://www.fdma.go.jp/disaster/heatstroke/post3.html(2020年4月閲覧)
2)環境省熱中症予防情報サイト:暑さ指数(WBGT)の詳しい説明. https://www.wbgt.env.go.jp/doc_observation.php(2020年4月閲覧)
3)日本スポーツ協会:スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック. https://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data/supoken/doc/heatstroke_0531.pdf(2020年4月閲覧)
4)日本救急医学会(編):熱中症診療ガイドライン2015, 2015 https://www.jaam.jp/nettyu/index.html(2020年4月閲覧)
5)中村俊介,他:熱中症による中枢神経系後遺症—Heatstroke SYUDY 2006, Heatstroke STUDY 2008の分析結果.日救急医会誌22:312-318, 2012
6)Rohe ST:Exertional heat illness in a marine training on the endurance course. JAAPA 25:34, 36-38, 2012
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