medicina57巻8号

2020年07月発行

特集 真夏の診察室

座談会

沸騰する地球—気候変動に医師はどう立ち向かうべきか？

著者： 徳田安春¹ 平島修² 長谷川敬洋³

所属機関： ¹群星沖縄臨床研修センター ²徳洲会グループ奄美ブロック総合診療研修センター ³環境省

ページ範囲：P.1234 - P.1241

文献概要

温暖化が進み，年々災害が増えたり，毎年最高気温を更新するなど，医療者にとっても他人ごとではなくなっています．そこで，未来のことも考えつつ，今を見据えていく必要性を感じて，今回，あえて臨床系の雑誌の中で，環境問題をテーマにお話しさせていただくことにしました．（平島）
＊新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い，本座談会はwebでの収録を行った（2020年3月20日収録）．

参考文献

1）World Economic Forum：The Global Risks Report 2020　https://www.weforum.org/reports/the-global-risks-report-2020（2020年3月閲覧）

2）Micklewright T：Climate change—What can doctors do? EMJ 2：12-14, 2017

3）Public Health Institute/Center for Climate Change and Health：Physician Action Guide, 2016　http://climatehealthconnect.org/wp-content/uploads/2016/09/PhysicianActionGuide.pdf（2020年4月閲覧）

4）Harari YN：Homo Deus—A Brief of Tomorrow. Harvill Secker, London, 2016