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文献詳細

雑誌文献

medicina57巻8号

2020年07月発行

文献概要

特集 真夏の診察室 熱中症

家庭医が遭遇する熱中症—軽症患者の管理

著者: 阪本宗大1 北和也2

所属機関: 1奈良県立医科大学総合診療医学講座 2やわらぎクリニック

ページ範囲:P.1256 - P.1258

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Point
◎家庭医の遭遇する熱中症で,忘れてはいけないのが,高齢者の熱中症である.
◎夏には常に熱中症を想起しておくことが必要である.
◎帰宅の判断後は,増悪の予防と増悪を早期発見できる見守り体制を調整する.

参考文献

1)環境省環境保健部環境安全課:イベント主催者・施設管理者のための夏季のイベントにおける熱中症対策ガイドライン2020. https://www.wbgt.env.go.jp/pdf/gline/heatillness_guidline_0-1.pdf(2020年5月閲覧)
2)岩田充永,他:高齢者熱中症の特徴に関する検討.日老医誌45:330-334, 2008
3)Becker JA, Stewart LK:Heat-related illness. Am Fam Physician. 83:1325-1330, 2011
4)日本救急医学会熱中症に関する委員会:熱中症の実態調査-日本救急医学会Heatstroke STUDY2012最終報告.日救急医会誌25:846-862, 2014
5)谷口英喜:総論 栄養管理における体液状態の評価.日本静脈経腸栄養学会雑誌32:1126-1130, 2017
6)WHO:New formula oral rehydration salts. WHO Drug Information 16:121-122, 2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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