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文献詳細

雑誌文献

medicina57巻9号

2020年08月発行

文献概要

特集 患者満足度の高い便秘診療 さまざまなケースへの対応

妊婦・授乳婦の便秘治療

著者: 北川博之1

所属機関: 1至誠会梅田病院産婦人科

ページ範囲:P.1519 - P.1522

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Point
◎妊婦・授乳婦はホルモン環境の変化,会陰創部痛などの影響により便秘になりやすい.
◎妊娠・産褥・授乳期においても,便秘予防の基本は食生活と排便リズムを確立することである.
◎妊婦,授乳婦の便秘薬は,浸透圧性下剤が第一選択薬である.
◎刺激性下剤を必要とする症例では,児への影響が少ないピコスルファートナトリウム(ラキソベロン®)が適している.

参考文献

1)日本消化器病学会関連研究会 慢性便秘の診断・治療研究会(編):慢性便秘症診療ガイドライン2017,南江堂,2017
2)伊藤真也,村島温子(編):薬物治療コンサルテーション—妊娠と授乳(改訂2版),南山堂,2014
3)日本医薬品集フォーラム(監):日本医薬品集 医療薬 2019,じほう,2018

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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