文献詳細
文献概要
特集 エキスパートに学ぶ—最新の循環器治療薬の使い方
扉
著者: 北井豪1
所属機関: 1神戸市立医療センター中央市民病院循環器内科
ページ範囲:P.10 - P.11
文献購入ページに移動 2016年12月に脳卒中と循環器病克服5カ年計画が策定され,2018年12月には脳卒中・循環器病対策基本法が成立しました.過去20年で循環器疾患に対する治療は目覚ましい進歩を遂げていると言ってよいと思いますが,人口の高齢化に伴う世界的な循環器疾患患者の増加が予想されており,さらなる進歩が望まれています.
虚血性心疾患に対するカテーテル治療(PCI)の進歩をはじめとして,昨今では構造的心疾患(SHD)に対する経カテーテル大動脈弁植え込み術(TAVR)やMitraClip®などの治療が導入され,弁膜症治療が大きく進歩しました.不整脈,特に心房細動に対するカテーテルアブレーションが積極的に行われるようになり,良好な成績も報告されています.これらのカテーテル治療の進歩に伴い,薬物治療も大きく変化してきました.
虚血性心疾患に対するカテーテル治療(PCI)の進歩をはじめとして,昨今では構造的心疾患(SHD)に対する経カテーテル大動脈弁植え込み術(TAVR)やMitraClip®などの治療が導入され,弁膜症治療が大きく進歩しました.不整脈,特に心房細動に対するカテーテルアブレーションが積極的に行われるようになり,良好な成績も報告されています.これらのカテーテル治療の進歩に伴い,薬物治療も大きく変化してきました.
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