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書評
—八重樫 牧人,佐藤 暁幸 監修 亀田総合病院 編—総合内科マニュアル第2版
著者: 森川暢1
所属機関: 1市立奈良病院・総合診療科
ページ範囲:P.1635 - P.1635
文献購入ページに移動 ついに『総合内科マニュアル(亀マニュ)』が改訂された.実は,私は亀マニュのファンだ.医師3年目のときに総合診療の後期研修を始めたが,本当に右も左もわからなかった.多少は内科の知識をもっている自信があったが,それは粉々に打ち砕かれた.かといって,同期や先輩のようにUpToDate®を紐解き知識を増やすような甲斐性もなく,仕事にひたすら追われていた.
当時,私は常に2つのマニュアルをポケットに入れていた.1つは『診察エッセンシャルズ』という診断学に特化したマニュアルであった.しかし,内科マネジメントについても同様にマニュアルが必要であった.結果的に,私が選んだ相棒は亀マニュだった.ベットサイドで診療し,亀マニュを見るという日々をひたすら繰り返した.いつしか,亀マニュは自分の血肉となり携帯はしなくなった.ただ,その後の自分の内科マネジメントの原則や原理は亀マニュが基本となっていることに変わりはない.そして,今回の改訂である.
当時,私は常に2つのマニュアルをポケットに入れていた.1つは『診察エッセンシャルズ』という診断学に特化したマニュアルであった.しかし,内科マネジメントについても同様にマニュアルが必要であった.結果的に,私が選んだ相棒は亀マニュだった.ベットサイドで診療し,亀マニュを見るという日々をひたすら繰り返した.いつしか,亀マニュは自分の血肉となり携帯はしなくなった.ただ,その後の自分の内科マネジメントの原則や原理は亀マニュが基本となっていることに変わりはない.そして,今回の改訂である.
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