文献詳細
文献概要
特集 血液疾患をプライマリ・ケアではどこまで診て,どのように専門医と連携をとるべきか? 専門医から一般内科へ紹介する場合
輸血と輸血後合併症について
著者: 高橋渉1 中村文美1 三谷絹子1
所属機関: 1獨協医科大学病院血液・腫瘍内科
ページ範囲:P.2237 - P.2243
文献購入ページに移動◎輸血療法はあくまでも不足している,または機能不全状態にある血液成分の補充療法である.
◎自己血輸血を除き同種移植の一つであり,ドナーを必要とする.
◎高齢化の進展,若年人口の減少から献血ドナーの不足が問題となっている.
◎有害事象(副反応)には頻度は低くとも時に重篤・致命的となるものが存在する.
◎以上より,輸血の適応,血液製剤の適正使用について特段の留意が求められる.
参考文献
掲載誌情報