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特集 外来で出会うアレルギー疾患—Total Allergist入門 押さえておくべきアレルギー疾患の基本
アレルギー性鼻炎(花粉症)
著者: 大久保公裕1
所属機関: 1日本医科大学大学院医学系研究科頭頸部感覚器科学分野
ページ範囲:P.209 - P.215
文献購入ページに移動◎花粉症の有病率はこの20年で10代は2.5倍,10歳以下では4倍に増加している.
◎治療には,まず抗原の除去・回避の努力が必要である.
◎頻用される後期の第2世代抗ヒスタミン薬では副作用が減少し,倍量投与が保険適用となる薬剤が出現してきた.
◎期待の舌下免疫療法は自宅で行うアレルゲン免疫療法であるため,医師のみでなく患者自身も十分な知識をもつ必要があり,始めるにあたってのガイダンス,治療継続の確認が重要である.
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