icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina58巻3号

2021年03月発行

連載 見て,読んで,実践! 神経ビジュアル診察・35【最終回】

話せないのにどうやって!?—意識障害の診察法

著者: 難波雄亮12

所属機関: 1亀田京橋クリニック 2亀田総合病院神経内科

ページ範囲:P.369 - P.378

文献概要

 救急外来ではコミュニケーションがとれずストレッチャーで運ばれてくる患者さんもいますよね.「指示が入らないから神経診察なんか役に立たない!」という意見もありますが,頭部CTやMRIを撮影する前でも,おおまかな頭蓋内の障害部位は予想できることがあります.最終回となる今回は,すぐに画像にアクセスする前に,もう少し実践できるテクニックを記載します.
注:前提条件として,本稿では「頭蓋内疾患」を疑う場合の診察法を記載します.
 
*本論文中、関連する動画を見ることができます(公開期間:2023年2月28日まで公開)。

参考文献

1)平山惠造(編著):カラーアトラスで学ぶ神経症候学.文光堂,2015
2)Cooksley T, et al:A systematic approach to the unconscious patient.Clin Med 18:88-92, 2018
3)Bateman DE:Neurological assessment of coma. J Neurol Neurosurg Psychiatry 71:i13-i17, 2001

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら