文献詳細
増刊号 救急診療 好手と悪手
文献概要
「本気の失敗には価値がある」(#107 本気の失敗,『宇宙兄弟』11巻,講談社刊)
救急医となって10年以上の月日が経ちましたが,いまでも救急患者さんをビクビクしながら診療しています.なにか見落としていないか,本当に帰宅可能なのか,検査は追加しなくてよいのか,自問自答の毎日です.文献や教科書,セミナーなどでときに目にする「◯◯なこともある」というバイアスに引っ張られ過度な検査を行ってしまったり,自身の体調や環境によって徹底しなければならないことを怠ってしまったり…,失敗を挙げればきりがありません.
救急医となって10年以上の月日が経ちましたが,いまでも救急患者さんをビクビクしながら診療しています.なにか見落としていないか,本当に帰宅可能なのか,検査は追加しなくてよいのか,自問自答の毎日です.文献や教科書,セミナーなどでときに目にする「◯◯なこともある」というバイアスに引っ張られ過度な検査を行ってしまったり,自身の体調や環境によって徹底しなければならないことを怠ってしまったり…,失敗を挙げればきりがありません.
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