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文献概要
増刊号 救急診療 好手と悪手 その他
急性薬物中毒—対応はABCDE!
著者: 薬師寺泰匡1
所属機関: 1薬師寺慈恵病院
ページ範囲:P.302 - P.305
文献購入ページに移動こんな対応は悪手
①原因物質の特定で頭がいっぱいになり治療がおろそかになる
②原因物質特定のための尿検査を盲信する
③病歴を重要視しすぎる
④何も考えずに胃洗浄,何も考えずに活性炭
⑤違法薬物が疑われる状態で治療よりも通報を優先する
①原因物質の特定で頭がいっぱいになり治療がおろそかになる
②原因物質特定のための尿検査を盲信する
③病歴を重要視しすぎる
④何も考えずに胃洗浄,何も考えずに活性炭
⑤違法薬物が疑われる状態で治療よりも通報を優先する
参考文献
の臨床的有用性.日救急医会誌25:865-873, 2014
2)Pohjola-Sintonen S, et al:Identification of drugs ingested in acute poisoning;Correlation of patient history with drug analyses. Ther Drug Monit 22:749-752, 2000
3)薬師寺泰匡:やっくん先生のそこが知りたかった中毒診療—だから中毒診療はおもしろいんよ,金芳堂,2020
4)Benson BE, et al:Position paper update:gastric lavage for gastrointestinal decontamination. Clin Toxicol(Phila)51:140-146, 2013
5)平成30年度版犯罪白書 http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/65/nfm/n65_2_5_2_1_3.html#h5-2-1-04(2020年12月閲覧)
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