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文献詳細

雑誌文献

medicina58巻5号

2021年04月発行

文献概要

特集 その考えはもう古い!—最新・感染症診療 コラム

日々のカンファレンスのアート

著者: 岩田健太郎1

所属機関: 1神戸大学都市安全研究センター感染症リスクコミュニケーション分野

ページ範囲:P.620 - P.621

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 神戸大学病院ではパンデミック後,学生は自宅待機,病院実習ができない状態だった.それもようやく緩和され,学生たちはさまざまな制限付きで実習に参加,したのも束の間,COVID-19の院内感染が発生してしまい,学生は再び自宅にて蟄居,現在に至っている.
 大学病院での感染症のカンファレンスは医学生,初期研修医,後期研修医(フェロー),アテンディング(指導医)の集う臨床的,かつ教育的カンファだ.われわれは基本的に毎日行う.ベッドサイドに一緒に行くのは新患と「見ないとわからない,あるいはやばい」ケースに限定している.密にならないためでもあり,効率をよくして生産性を上げるためでもある.行列的教授回診はもはや過去のものだと考えている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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