文献詳細
文献概要
特集 その考えはもう古い!—最新・感染症診療 診断・治療の最新の考え方 〈治療薬・治療法再考〉
ペニシリンG,アンピシリンはどう使う?
著者: 髙橋英明1 中村造1
所属機関: 1東京医科大学病院感染制御部
ページ範囲:P.644 - P.647
文献購入ページに移動◎ペニシリンG(PCG),アンピシリン(ABPC)は肺炎球菌や溶連菌などのグラム陽性球菌,梅毒などに有効な抗菌薬である.
◎時間依存性に作用するため,頻回投与により高いMIC(最小発育阻止濃度)を維持することが重要である.
◎細菌性咽頭炎,肺炎など,一部の病態ではempiric therapyに使用できる.
◎A群β溶血性連鎖球菌による壊死性筋膜炎ではペニシリンGが第一選択である.
◎
参考文献
掲載誌情報