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文献詳細

雑誌文献

medicina58巻6号

2021年05月発行

文献概要

特集 デジタル内科学の勃興—オンライン診療,AI,治療用アプリ 人工知能技術の臨床応用

データ駆動型社会とAIが織り成す新たなデジタル医療

著者: 野村章洋123

所属機関: 1金沢大学附属病院先端端医療開発センター 2金沢大学附属病院循環器内科 3

ページ範囲:P.803 - P.806

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Point
◎人工知能(AI)とは,大量の知識データに対して高度な推論を的確に行うことを目指したものである.
◎2021年現在のAIブームは,コンピュータ性能の飛躍的な向上に伴う計算資源の増加により大きく進歩した機械学習・深層学習が主流である.
◎AIはビッグデータやウェアラブルデバイスからの大量の入力情報から望む出力を得るためのパワフルなツールであり,データ駆動型社会の医療分野において予防医療やオーダーメイド医療を実現するためのキープレーヤーの1つである.

参考文献

1)人工知能学会:定款 https://www.ai-gakkai.or.jp/about/about-us/jsai_teikan/(2021年4月閲覧)
2)Bzdok D, et al:Statistics versus machine learning. Nat Methods 15:233-234, 2018
3)産業構造審議会 商務流通情報分科会 情報経済小委員会:中間とりまとめ—CPSによるデータ駆動型社会の到来を見据えた改革,2015 https://www.meti.go.jp/committee/sankoushin/shojo/johokeizai/pdf/report01_02_00.pdf(2021年4月閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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