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文献詳細

雑誌文献

medicina58巻7号

2021年06月発行

文献概要

特集 “のど・はな・みみ”の内科学 口腔

口内炎・口腔内潰瘍

著者: 吉岡哲志1

所属機関: 1藤田医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科

ページ範囲:P.978 - P.981

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Point
◎口腔粘膜に発生した炎症により口腔・咽頭の粘膜に発赤,腫脹などの変化をきたすが,奇形や腫瘍にはよらないものを口内炎と呼ぶ.
◎単純性(カタル性),アフタ性,潰瘍性に大別され,日常最も遭遇するのはアフタ性口内炎である.
◎ほとんどは非特異的な経過で予後良好であるが,遷延・反復する場合はBehçet病をはじめとした特異的な疾患を鑑別する必要がある.

参考文献

1)赤木博文:【私の処方箋】口腔咽頭領域 口内炎,舌炎.JOHNS 27:1406-1407, 2011
2)赤木博文,他:再発性アフタ性口内炎.ENTONI 199:8-12, 2016
3)Scully C:Aphthous ulceration. N Engl J Med 355:165-172, 2006
4)竹内裕美:口内炎を繰り返すのはなぜでしょう.どうしたらならないようになりますか?.JOHNS 18:538-539, 2002
5)飯塚桂司:反復して出現する口腔潰瘍を主訴に受診した40歳の女性です.どのような検査と診療を進めればよいでしょうか.岡本美孝(編著):耳鼻咽喉科・頭頸部外科Q&A,中外医学社,pp 189-191, 2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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