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文献詳細

雑誌文献

medicina58巻8号

2021年07月発行

特集 ジェネラリスト・漢方—とっておきの漢方活用術

Editorial

治療の幅が広がる漢方という選択肢

著者: 吉永亮1

所属機関: 1飯塚病院東洋医学センター漢方診療科

ページ範囲:P.1130 - P.1133

文献概要

Point
◎漢方治療はプライマリ・ケア,総合診療と親和性が高い.
◎漢方治療は薬剤乱用やポリファーマシーへの対策になりうる.
◎十分な症状の改善や満足が得られていない場合が漢方治療の適応となる.
◎全人的治療に漢方治療が活用できる.

参考文献

1)吉永 亮,他:離島診療所における漢方治療.日東医誌63:31-36, 2012
2)吉永 亮,他:漢方治療の地域差と共通点—海の漢方・山の漢方.日病総合診療医会誌14:249-254, 2018
3)Yasui H:Integrating Kampo and evidence-based medicine(introduction). KAIM 10:2-7, 2015
4)吉永 亮,他:飯塚病院月曜カンファレンス臨床経験報告会より(通算107)『最近の治験・知見・事件!?』パートⅡ92鎮痛剤の効果が乏しい尿路結石の疼痛に対して芍薬甘草湯が有効であった2例.漢方の臨67:1219-1224, 2020
5)吉永 亮,他:蜂窩織炎における漢方治療の意義—下肢蜂窩織炎の3症例から.日東医誌72:135-143, 2021
6)齋藤裕之,他:手強いコモンディジーズに対する総合診療医と漢方医の視点.治療98:954-962, 2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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