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文献詳細

雑誌文献

medicina58巻8号

2021年07月発行

文献概要

特集 ジェネラリスト・漢方—とっておきの漢方活用術 領域別おすすめ漢方治療

消化器内科②—下痢,便秘,過敏性腸症候群

著者: 村井政史1

所属機関: 1医療法人潤和会札幌ひばりが丘病院

ページ範囲:P.1144 - P.1150

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Point
◎下痢,便秘,過敏性腸症候群のそれぞれに,西洋医学的病名から頻用される漢方薬がある.
◎漢方的な考え方である陰陽(冷えている陰証か熱がある陽証か)や,虚実(元気や体力が低下している虚証か元気や体力が充実している実証か)も意識すると,より高い頻度で適切な漢方薬を選択することができる.
◎西洋薬では治療が難しい場合でも,漢方薬が有効な場合がしばしばある.

参考文献

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3)松田邦夫:症例による漢方治療の実際.pp 75-76,創元社,1992
4)寺澤捷年:症例から学ぶ和漢診療学第3版.p 185,医学書院,2012
5)小倉重成:臨床・漢方問答-漢方研究室-上巻.pp. 180-182,医道の日本社,1989
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17)中野康伸:小児プライマリ・ケアと漢方—さあ,漢方薬を使ってみよう—小児漢方の基本:小建中湯.外来小児15:325-329, 2012
18)中島慈美:トピックスⅠ.FGIDの基本的知識 6.定義とオーバーラップ・合併疾患.日内会誌102:40-45, 2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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