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文献詳細

雑誌文献

medicina58巻9号

2021年08月発行

文献概要

特集 日常診療で内分泌疾患を見逃さない! 代表的内分泌疾患 【下垂体疾患】

ACTH依存性Cushing症候群—“劇症”メタボリック症候群を見逃さない!

著者: 菅原明1

所属機関: 1東北大学大学院医学系研究科分子内分泌学分野

ページ範囲:P.1345 - P.1348

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Point
◎Cushing病は異所性副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)症候群との鑑別が治療上重要である.
◎Cushing病治療の第一選択は経蝶形骨洞的下垂体腺腫摘出術(TSS)である.
◎寛解後はヒドロコルチゾンの補充が6ヶ月〜2年間必要となる.

参考文献

1)日本内分泌学会(編):内分泌代謝科専門医研修ガイドブック,診断と治療社,2018
2)厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患等政策研究事業「間脳下垂体機能障害に関する調査研究」班,日本内分泌学会(編):クッシング病の診断と治療の手引き(平成30年度改訂).日内分泌会誌95(Suppl):8-11, 2019
3)Colao A, et al:A 12-month phase 3 study of pasireotide in Cushing's disease. N Engl J Med 366:914-924, 2012
4)Pivonello R, et al:The treatment of Cushing's disease. Endocr Rev 36:385-486, 2015
5)菅原 明:Cushing病.金澤一郎,永井良三(編):今日の診断指針(第7版),pp 1213-1217,医学書院,2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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