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文献詳細

雑誌文献

medicina59巻11号

2022年10月発行

文献概要

増大号特集 これからもスタンダード!—Quality Indicatorの診療への実装—生活習慣病を中心に 医療の質,診療評価指標という概念の理解

医療の質を評価して改善することの社会的意義

著者: 東尚弘1

所属機関: 1国立がん研究センターがん対策研究所がん登録センター

ページ範囲:P.1818 - P.1821

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Point
◎質の高い医療を提供するために,医療の質を評価し改善していくことは医療者のプロフェッショナルとしての責務である.
◎医療の質評価の基本的な枠組みとして,構造・過程・結果の3つの視点に整理したものがドナベディアンモデルで,各視点に共通の特徴がある.
◎医療の質の評価測定の正確性には過度にとらわれずに,得られた評価をもとに改善の活動をしていくことが重要である.

参考文献

1)Donabedian A:The Definition of Quality and Approaches to its Assessment. Ann arbor. Health Administration Press, 1980(邦訳:東 尚弘:医療の質の定義と評価方法iHOPE出版,2007)
2)Brook RH, Appel FA:Quality-of-care assessment;Choosing a method for peer review. N Engl J Med 288:1323-1329, 1973
3)Nightingale F:Notes on Matters Affecting the Health, Efficiency and Hospital Administration of the British Army. Harrison, London, 1858
4)Codman EA:The product of a hospital. Surg Gynecol Obstet 18:491-496, 1914
5)安藤優一郎:江戸の養生所.PHP新書,2005
6)National Qualtiy Forum:Measures, Reports & Tools https://www.qualityforum.org/Measures_Reports_Tools.aspx(2022年6月閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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