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文献詳細

雑誌文献

medicina59巻11号

2022年10月発行

文献概要

増大号特集 これからもスタンダード!—Quality Indicatorの診療への実装—生活習慣病を中心に 医療の質,診療評価指標という概念の理解

入院医療における診療の質の評価と改善

著者: 中西貴大1 綿貫聡2

所属機関: 1ファミリーヘルスクリニック武蔵野 2東京都立多摩総合医療センター救急・総合診療部

ページ範囲:P.1832 - P.1835

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Point
◎入院医療の質の評価を行うことは,世界的な潮流である.
◎米国医学研究所(IOM)は,医療の質改善を行うための目標として,①安全性,②有効性,③患者中心性,④適時性,⑤効率性,⑥公平性の6項目を掲げている.
◎公開されている診療評価指標のなかには身近なものもあり,日常業務のなかでの質改善の機会を探して,実践してみよう.

参考文献

1)厚生労働科学研究成果データベース:2009年度厚生労働省科学研究費補助金(地域医療基盤開発推進研究事業)「医療の質向上に資するアウトカム評価に関する研究」(研究代表者:福井次矢),2010年5月 https://mhlw-grants.niph.go.jp/project/17374(2022年6月閲覧)
2)Wolfe, A:Institute of Medicine report;Crossing the quality chasm;A new health care system for the 21st century. Policy, Politics, & Nursing Practice 2.3:233-235, 2001
3)厚生労働科学研究成果データベース:平成28年度厚生労働省科学研究費補助金 医療の質指標に関する国内外レビュー及びより効果的な取組に関する研究(研究代表者 福井次矢) https://mhlw-grants.niph.go.jp/project/26193(2022年6月閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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