文献詳細
文献概要
増大号特集 これからもスタンダード!—Quality Indicatorの診療への実装—生活習慣病を中心に 生活習慣に影響・関連するエトセトラ
片頭痛診療の質評価指標
著者: 金子惇1
所属機関: 1横浜市立大学大学院データサイエンス研究科ヘルスデータサイエンス専攻
ページ範囲:P.1998 - P.2001
文献購入ページに移動Point
◎片頭痛は疾患頻度が高いにもかかわらず,十分な診療が行われていない可能性がある疾患である.
◎診断に関する指標,治療および予防に関する指標に加えてサービス提供に関する指標がある.
◎診断,治療,予防などの個別の患者ケアをしっかりと行うと同時に,抜けやすい場所を意識してシステムとして対応することが重要である.
◎片頭痛は疾患頻度が高いにもかかわらず,十分な診療が行われていない可能性がある疾患である.
◎診断に関する指標,治療および予防に関する指標に加えてサービス提供に関する指標がある.
◎診断,治療,予防などの個別の患者ケアをしっかりと行うと同時に,抜けやすい場所を意識してシステムとして対応することが重要である.
参考文献
1)日本神経学会,他(監),「頭痛の診療ガイドライン」作成委員会(編):頭痛の診療ガイドライン2021,医学書院,2021
2)Gagne JJ, et al:Quality of care measures for migraine;A comprehensive review. Dis Manag 10:138-146, 2007
3)Schramm S, et al:Headache service quality;Evaluation of quality indicators in 14 specialist-care centres. J Headache Pain 17:111, 2016
4)Lenz B, et al;European Headache Federation and Lifting The Burden:the Global Campaign against Headache:Headache service quality evaluation;Implementation of quality indicators in primary care in Europe. J Headache Pain 22:33, 2021
掲載誌情報