文献詳細
文献概要
連載 ローテクでもここまでできる! おなかのフィジカル診断塾・9
—腹部膨満 その2—腸閉塞のフィジカル—お腹をじっと視てみよう!
著者: 中野弘康1
所属機関: 1大船中央病院内科
ページ範囲:P.2315 - P.2318
文献購入ページに移動 前回は腹部膨満感のなかでも,尿閉のフィジカルについて解説しました.今回は,おなかを視ることが診断に役立った間欠的な腹痛を訴えた症例をご紹介します.おなかを視ることの大切さはこれまでにも何度かお話しする機会がありましたが,今回は“おなかの表面から腸蠕動を視る”ことに注目していきましょう.
*本論文中、関連する動画を見ることができます(公開期間:2024年12月31日まで公開)。
*本論文中、関連する動画を見ることができます(公開期間:2024年12月31日まで公開)。
参考文献
1)小関一英:急性腹症の早期診断 第2版. MEDSi, 2012
2)Cappell MS, et al:Mechanical obstruction of the small vowel and colon. Med Clin North Am 92:575-597, 2008
3)Böhner H, et al:Simple data from history and physical examination help to exclude bowel obstruction and to avoid radiographic studies in patients with acute abdominal pain. Eur J Surg 164:777-784, 1998
掲載誌情報