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文献詳細

雑誌文献

medicina59巻13号

2022年12月発行

文献概要

特集 令和の頭痛診療—プライマリ・ケア医のためのガイド 頭痛診療Start-Up

危険な頭痛を見分ける

著者: 川崎一史1 山元敏正1

所属機関: 1埼玉医科大学脳神経内科

ページ範囲:P.2345 - P.2349

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Point
◎二次性頭痛では,診断の遅れや不適切な治療により重篤な転機をたどる可能性がある.
◎二次性頭痛は,国際頭痛分類第3版の診断基準によって診断される.
◎二次性頭痛を疑うレッドフラッグとしてSNNOOP10リストが有用である.

参考文献

1)World Health Organization:Atlas of Headache Disorders and Resources in the World 2011, pp72, World Health Organization, Geneva, 2011
2)川口公悠樹,他:頭痛を主訴とした救急外来受診患者の検討.Neurosurg Emerg 22:109-114, 2017
3)日本頭痛学会・国際頭痛分類委員会(訳),国際頭痛分類 第3版,pp 51-53,医学書院,2018
4)Do TP, et al:Red and orange flags for secondary headaches in clinical practice. Neurology 92:134-144, 2019
5)Naganuma M, et al:Clinical characteristics of subarachnoid hemorrhage with or without headache. J Stroke Cerebrovas Dis 17:334-339, 2008
6)日本神経学会,他(監),「頭痛の診療ガイドライン」作成委員会(編):頭痛の診療ガイドライン2021, p 400,医学書院,2021
7)日本神経学会,他(監),「頭痛の診療ガイドライン」作成委員会(編):頭痛の診療ガイドライン2021, p 403,医学書院,2021
8)日本神経学会,他(監),「頭痛の診療ガイドライン」作成委員会(編):頭痛の診療ガイドライン2021, pp 414-415,医学書院,2021
9)高橋浩一,他:慢性硬膜下血腫を合併した特発性低髄液圧症候群.脊椎脊髄29:949-956, 2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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