medicina59巻2号

2022年02月発行

特集 意外と知らない？ 外用薬・自己注射薬—外来診療での適“剤”適所

塗布薬 【ステロイド薬】

アトピー性皮膚炎での使い分け

著者： 古結英樹¹

所属機関： ¹長尾クリニック

ページ範囲：P.308 - P.311

文献概要

Point
◎アトピー性皮膚炎の治療は，ステロイドの外用および保湿剤の適切な使用が主体である．
◎皮疹のこまめな観察とスキンケアの指導も欠かせない．
◎副作用および合併症を早期に診断できるよう努める．

参考文献

1）日本皮膚科学会アトピー性皮膚炎診療ガイドライン作成委員会（編）：アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2018年版．日皮会誌128：2431-2502, 2018

2）清水 宏：あたらしい皮膚科学（第3版），中山書店，2018

3）江藤隆史，他：外用薬本音トーク—プロが語る外用の極意．Visual Dermatol 17（臨時増刊号）：16-35, 2018

4）安部正敏：アトピー性皮膚炎患者が希望する外用薬．宮地良樹，鶴田大輔（編）：WHAT'S NEW in皮膚科学—Dermatology Year Book 2016-2017，pp 54-55，メディカルレビュー社，2016

5）片岡葉子：ひきこもりアトピー性皮膚炎患者と心が通う治療の決め手．宮地良樹（編）：苦手な外来皮膚疾患100の解決法—そのとき達人はどのように苦手皮膚疾患を克服したか？，pp 42-43，メディカルレビュー社，2014