icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina59巻2号

2022年02月発行

特集 意外と知らない? 外用薬・自己注射薬—外来診療での適“剤”適所

坐薬

便秘での使い方

著者: 比嘉哲史1

所属機関: 1沖縄県立中部病院総合内科

ページ範囲:P.369 - P.370

文献概要

Point
◎坐薬の便秘薬は,排便困難型の便秘に対してレスキューとして使用する.
◎ビサコジルは作用発現60分以内の即効性のある刺激性下剤である.
◎炭酸水素ナトリウム・無水リン酸二水素ナトリウム配合剤は,直腸の伸展刺激を利用した,より生理的な便秘薬である.
◎坐薬の便秘薬が慢性的に必要な際は,他に介入を要する疾患が隠れていないか注意する.

参考文献

1)日本消化器病学会関連研究会 慢性便秘の診断・治療研究会(編):慢性便秘症診療ガイドライン2017,南江堂,2017
坐薬10 mg,2 mg,2016
坐剤,2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら