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特集 成人が必要とするワクチン—生涯を通した予防接種の重要性 成人を予防する代表的なワクチン 〈成人への定期接種〉
定期接種制度
著者: 成澤学1
所属機関: 1厚生労働省健康局健康課予防接種室
ページ範囲:P.518 - P.520
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◎予防接種法における定期接種には,A類疾病とB類疾病があり,B類疾病の対象疾病にはインフルエンザと高齢者の肺炎球菌感染症が分類されている.
◎B類疾病に対する予防接種の目的は,集団予防を主たる目的としたA類疾病とは異なり,主に個人予防に重点が置かれている.
◎B類疾病におけるインフルエンザワクチンの接種対象者は,65歳以上の高齢者と,60歳以上65歳未満の人で,心臓,腎臓あるいは呼吸器疾患またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能異常のある人である.
◎予防接種法のB類疾病における肺炎球菌ワクチンを定期接種として受けられる回数は1回のみである.
◎予防接種法における定期接種には,A類疾病とB類疾病があり,B類疾病の対象疾病にはインフルエンザと高齢者の肺炎球菌感染症が分類されている.
◎B類疾病に対する予防接種の目的は,集団予防を主たる目的としたA類疾病とは異なり,主に個人予防に重点が置かれている.
◎B類疾病におけるインフルエンザワクチンの接種対象者は,65歳以上の高齢者と,60歳以上65歳未満の人で,心臓,腎臓あるいは呼吸器疾患またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能異常のある人である.
◎予防接種法のB類疾病における肺炎球菌ワクチンを定期接種として受けられる回数は1回のみである.
参考文献
1)予防接種ガイドライン等検討委員会:予防接種実施者のための予防接種必携 令和3年度(2021),予防接種リサーチセンター,2021
2)岡部信彦,多屋馨子:2021予防接種に関するQ & A集,日本ワクチン産業協会,2021
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