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連載 治らない咳,どう診る・どう処方する?・3
初診での喀痰の診かた
著者: 中島啓1
所属機関: 1亀田総合病院呼吸器内科
ページ範囲:P.568 - P.571
文献購入ページに移動・喀痰は,漿液性(無色透明でサラサラ),粘液性(無色から白色でネバネバ),膿性(黄緑色でネバネバ)に分類される.
・膿性痰は,ウイルス感染でも認めるため,必ずしも細菌感染を意味するわけではない.
・喀痰に咳嗽を伴う場合は,咳嗽に関する鑑別診断のフローに則って原因を考える.
・喀痰治療の原則は,原疾患の治療である.喀痰治療薬の投与は,1剤から開始して,効果が乏しければ他剤に変更または併用を考える.
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