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増刊号 フィジカル大全 第4章 消化器・腹部
腹部の診かた
著者: 小澤尚弥1 窪田忠夫1
所属機関: 1東京ベイ・浦安市川医療センター外科
ページ範囲:P.138 - P.141
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☞視診で得られる情報は多く,腹部所見だけでなく診察時の様子や腹部以外の所見を合わせて判断する.
☞反跳痛は押したときより手を離したときのほうが痛いというだけでは不十分で,離したときの体の反応で判断する.
☞反跳痛の存在と腹膜炎は同義ではなく,腸管炎症や腹腔内出血であっても反跳痛は出現する.
☞視診で得られる情報は多く,腹部所見だけでなく診察時の様子や腹部以外の所見を合わせて判断する.
☞反跳痛は押したときより手を離したときのほうが痛いというだけでは不十分で,離したときの体の反応で判断する.
☞反跳痛の存在と腹膜炎は同義ではなく,腸管炎症や腹腔内出血であっても反跳痛は出現する.
参考文献
1)Tiribelli C, Ostrow JD:Intestinal flora and bilirubin. J Hepatol 42:170-172, 2005
2)Steven McGee(著),徳田安春(総監訳),志水太郎,他(監訳):マクギーのフィジカル診断学 原著第4版,エルゼビア・ジャパン,2019
3)Jane M Orient(著),須藤 博,他(監訳):サパイラ 身体診察のアートとサイエンス 原著第4版,医学書院,2013
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