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増刊号 フィジカル大全 第4章 消化器・腹部
肝臓と脾臓,腹水の診かた—肝硬変を中心に
著者: 中野弘康1
所属機関: 1大船中央病院内科
ページ範囲:P.142 - P.147
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☞肝硬変は主に内科医が診療を任う疾患である.肝臓のみを診るのではなく全身を俯瞰する眼を持ちたい.
☞代償期の肝硬変は無症状であるが,Terry爪,手掌紅斑やくも状血管腫の存在から慢性肝疾患(肝硬変)の存在を疑うことが可能である.
☞肝硬変のフィジカルは合わせ技である.
☞肝硬変は主に内科医が診療を任う疾患である.肝臓のみを診るのではなく全身を俯瞰する眼を持ちたい.
☞代償期の肝硬変は無症状であるが,Terry爪,手掌紅斑やくも状血管腫の存在から慢性肝疾患(肝硬変)の存在を疑うことが可能である.
☞肝硬変のフィジカルは合わせ技である.
参考文献
1)Menduke H, Tanyol H:Umbilical ptosis. Am J Dig Dis 1:417-423, 1956
2)Orient JM(著),須藤 博,他(監訳):サパイラ 身体診察のアートとサイエンス 第2版,医学書院,2019
3)Henry JA, Altmann P:Assessment of hypoproteinaemic oedema;A simple physical sign. Br Med J 6117:890-891, 1978
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