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増刊号 フィジカル大全 第7章 膠原病・筋骨格
頸椎・腰椎疾患
著者: 林聖也1
所属機関: 1福島県立医科大学会津医療センター総合内科学講座
ページ範囲:P.219 - P.222
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☞頸椎・腰椎疾患を評価する前に類似の症状をきたす重篤疾患の有無につき評価する.
☞Jackson test, Spurling testは愛護的に行う.
☞straight leg raising testも愛護的に行いつつ,疼痛の出現様式に注意して評価する.
☞局在を把握し問題のある神経のレベルを推定する.
☞頸椎・腰椎疾患を評価する前に類似の症状をきたす重篤疾患の有無につき評価する.
☞Jackson test, Spurling testは愛護的に行う.
☞straight leg raising testも愛護的に行いつつ,疼痛の出現様式に注意して評価する.
☞局在を把握し問題のある神経のレベルを推定する.
参考文献
1)Tong HC, et al:The Spurling test and cervical radiculopathy. Spine 27:156-159, 2002
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3)松村将司,三木貴弘(編):適切な判断を導くための整形外科徒手検査法—エビデンスに基づく評価精度と検査のポイント.メジカルビュー社,2020
4)McGee S(原著),徳田安春(総監訳),志水太郎他(監訳):マクギーのフィジカル診断学 原著第4版,診断と治療社,2019
5)Devillé WL, et al:The test of Lasègue;Systematic review of the accuracy in diagnosing herniated discs. Spine 25:1140-1147, 2000
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