文献詳細
増刊号 フィジカル大全
第10章 脳神経・精神
文献概要
Point
☞腱反射を正しく評価するためには,まず何より適切に腱反射を出す技術が必要である.
☞腱反射の一般的なポイント(適切な肢位,適切な筋緊張,適切な叩打,適切な道具)を知る.
☞上腕二頭筋反射,上腕三頭筋反射,膝蓋腱反射およびアキレス腱反射を出せるようにする.
☞足底反射で,伸展型足底反応を示した場合,Babinski徴候陽性と呼ぶ.
☞Babinski徴候は病的反射であるが,Wartenberg反射陽性は病的反射ではない.
☞腱反射を正しく評価するためには,まず何より適切に腱反射を出す技術が必要である.
☞腱反射の一般的なポイント(適切な肢位,適切な筋緊張,適切な叩打,適切な道具)を知る.
☞上腕二頭筋反射,上腕三頭筋反射,膝蓋腱反射およびアキレス腱反射を出せるようにする.
☞足底反射で,伸展型足底反応を示した場合,Babinski徴候陽性と呼ぶ.
☞Babinski徴候は病的反射であるが,Wartenberg反射陽性は病的反射ではない.
参考文献
1)黒川勝己,園生雅弘:神経症状の診療に自信がつく本—自己学習のための72のKey Question.カイ書林,2018
2)黒川勝己,園生雅弘:“問診力”で見逃さない神経症状.医学書院,2019
3)福武敏夫:腱反射.脊椎脊髄ジャーナル27:17-23, 2017
4)柴崎 浩:神経診断学を学ぶ人のために.医学書院,2009
5)岩田 誠:神経症候学を学ぶ人のために.医学書院,1994
6)Impallomeni M, et al:The elderly and their ankle jerks. Lancet 1:670-672, 1984
7)黒川勝己,園生雅弘:高齢者の神経診察での留意点.脳神経内科90:299-303, 2019
掲載誌情報