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特集 ジェネラリストの羅針盤—医学部では教わらなかった28のクエスチョン ジェネラリストはここまで診よう!
運動やリハビリは重要だけど,どう処方すればいいの?
著者: 若林秀隆1
所属機関: 1東京女子医科大学大学院医学研究科リハビリテーション科学分野
ページ範囲:P.835 - P.839
文献購入ページに移動◎リハビリテーション(以下,リハ)処方の要諦は,①リハの必要性を判断できる,②リハ処方箋でリハをオーダーできる,の2点である.
◎リハの必要性を判断するには,国際生活機能分類(ICF)で生活機能を評価することが有用である.
◎診察時に手段的日常生活活動(IADL),高度日常生活活動(AADL)およびICFの「参加」の変化を確認すると,リハの必要性の見落としが少ない.
◎リハの必要性に迷うときは,躊躇せずリハをオーダーすべきである.
◎不十分なリハ処方箋でも,リハをオーダーしないよりは望ましい.
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